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現地人

エンバ(ЭМБА)の村を越えたところで休憩をしていると、道路の先から欧米人チャリダーがこちらに向かって走ってくるのが見えた。

颯爽と。

もう二カ月も他の旅行者と出会っていないぼくにとっては、この出会いこそカザフ語、ロシア語から逃れられるまたとないチャンス。
ここぞとばかりに「おーーい!!」と声を上げ、手を振る。必死になって手を振る。

しかし、そのチャリダーはこちらにチラリと一瞥をくれただけで全くスピードを緩めることなく、一気にぼくの前を通過。
あっという間に道路の果てへと消えていった。

痛恨の無視。


道路の向こうで小さくなりゆく彼の後ろ姿を見やり、チッ、と心の中で舌打ちはしたもののよく考えればぼくにだって無視をしたあのチャリダーの気持ちはわからなくもない。
いや、むしろ十分に理解できるのかもしれない。自分も昔は自転車こいで旅行していたことがあったから。

そもそもチャリダーにとって自転車を気持ちよくこいでいる時というのはあまり現地人に邪魔されたくないもんである。

スピードにのっている時なんてゆうのはなおさらで現地人に「おーーい!!」などと声をかけられたって無視してしまうことは少なくない。

そしてさらに、その声をかけてきた現地人がもう何日も風呂に入っていないような汚い現地人で、春もまだ始まったばかりだというのに日焼けで真っ黒の現地人、ヒゲがぼおぼおの現地人、栄養失調で身体がガリガリの現地人、わけのわからない車に荷物を満載に積んだ貧困層丸だしの現地人だった日にはそれはもう何が何でも止まるわけには、

って、おーい、だーれが現地人やねん。あほか。


あーあ
なんか退屈やなー





P1020157[1]_convert_20090220101145
<写真>
地平線って実際に身を置いてみると、三日で飽きます。
景色が変わらないぶん余計に。

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2008.05.01 (Thu) 18:20
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