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SGH

ぼくが泊まっているゲストハウスは今現在、家主も管理人もいない。


ビシュケクの闇宿、"South Guest House"(南旅館)。


この宿は他の宿のように看板を出して堂々と営業しているわけではなく、ビシュケク郊外の住宅地にあるアパートの一室(四階)をキルギス人の家主が外国人旅行者のためにこそこそ開放しているというじつに怪しい宿。

目印は宿の入り口のドアの横にボールペンで書かれた"S.G.H."という頼りない文字だけで、そしてそのドアの内壁、宿の室内には"もしキルギス人や警察がやってきても絶対にドアを開けないでください。トラブルの元になります。居留守を決め込みましょう"と日本語と英語で書かれたメモが張られていたりします。う~ん、ますます怪しい。

そしてここは宿とは言ってもあくまで家主の自宅なので泊まれる人数は9人が限界(当然ドミ)。

だけど、キッチン使用可で自炊もできるうえに宿代も市内では一番安いようなので訪れる旅行者はとても多く、長居する旅行者も多いのです。

一泊、2.5ドル。


そして、そんなうさんくさい宿の経営をほっぽらかして家主は数ヶ月前に姿を消したといいます。

高給を求めてアフガニスタンへ出稼ぎに。

"米軍基地の売店で働く"(月給600ドル)というおいしい職をどっかから見つけてきて、アフガンに旅立ってしまったらしいのです。


そして家主が消え、残されたのは家主のママであるおばあちゃん一人と旅行者が数人。

家主のママはキルギス語とロシア語しか喋れないし、一日中部屋にこもって何かやっているので、当然宿経営には支障が出てきます。掃除はまめにやってくれてるけど。

そこで長期滞在者が自主的に管理人のようなことをやってここまで凌いできたそうなんですけど、気がつけばその旅行者も姿を消し、家主のママも一週間ちかく家を空けてしまう始末。

いよいよ残されたのは、右も左もわからない旅行者のみ。



まさに是枝監督の「nobody knows」みたいなことになってます。混沌としてます。

宿代だれに払ったらいいんかわかんないんで、みんな困ってます。


ママー、早く帰ってきてねー

2007.10.04 (Thu) 16:53
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