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ウオノメが残していった物

左足薬指にウオノメの存在を初めて確認したのはかれこれいつ頃やったろうかと記憶を遡ってみたところ、それはシェンゲンエリアに入ってからのようにも思えるし旧ユーゴスラヴィアの頃だったようにも思える、いや、ルーマニア?ウクライナやったかもしれへんなと首をかしげることとなって、つまりのところぼくはその時期をあんまり覚えていない。

ただ、今確実に言い切れることは出生時期が不明瞭なそのウオノメをぼくは知らず知らずのうちに過保護に扱ってしまっていたらしく、ウオノメを地面に触れさせないようにびびりながら歩いていたらしく、二週間ほど前のある日セゴヴィアという町に入るあたりで突然左足首の関節の痛みに襲われることとなって、そのまま左足首をいたわりながら歩いていると今度は右足首の関節まで痛みだすということになってしまったわけです。

ウオノメの生んだ悲劇。
嗚呼。

”両足首を痛めつける”というミッションに成功して御役御免ということになったのかウオノメはその後すぐにぼろりと剥がれ落ちてどこかに旅立ったわけやけど、あの阿呆、この両足首をいったいどないしてくれるのか。もはや腱鞘炎になりかけとるやないか。

「腱鞘炎になったのならその後一ヶ月ほどは患部の休養が必要です」とネットの海を漂えばどのサイトも親切にそう言ってくれているわけやけど、当然のことながら一ヶ月も休んでられない自分はただただ腱鞘炎の恐怖に怯えていて、治療法が関節を休ませる以外にないというこの炎症にはあともう少し黙っててもらうより他にないし、連日だましだましに歩いてまめに宿をとって休むより仕方ない。もうお金もそんなに無いねんけど。

しかしゆうてもまだ腱鞘炎を患ったわけではないし、あくまで今は腱鞘炎になりかけている状態、腱鞘炎というゴールをめがけて全速力で突っ走っている状態なわけで、それは時速5kmのえらくのんびりとした全速力ではあるもののとにかく腱鞘炎を患うのにそう時間はかかるまい。今は一日に十一時間ちかい歩行のうちの一、二時間ほどを足首の痛みに顔をゆがめながら歩いているんやけど、そのうちにそれが一日に三時間になり、五時間になり、十時間になり、二十四時間になる。

ゴール(腱鞘炎)はもう、すぐそこにある。
2009.08.17 (Mon) 20:53
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