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Avila

ぼくは今、マドリッドの北西100kmほどのところにあるアヴィラという町にいます。
街の中心を城壁に囲まれた中世の雰囲気を色濃く残す城砦都市。

結局のところ、首都マドリッドへは行かず。
また大都市を回避しました。

せっかくヨーロッパに来たというのにミラノを避け、マルセイユをかわし、バルセロナに背を向け、マドリッドから逃げるようにポルトガルを目指しています。

西欧の主要な大都市であると同時に人気の観光都市であるこれらの街をぼくが避けながら歩いているのにはそれなりの理由があるんですけど、「なんで行かないの?」と他の人たちからよく質問されます。

なんでって、なんでかって言うと、だって、だってやな、それは、なんやその、例えば。

例えば。





例えば、この写真。

これは地図から見るスペインの首都マドリッド。


えげつないですね。
身の毛もよだちますね。

この地図を見て瞬時に寒気を覚えた人がいるなら、その人は徒歩旅行者かヒッチハイク旅行者だろうと思います。自転車旅行者もこの写真から多少の嫌悪感をおぼえるかもしれないけれど、機動力の関係上おそらくそれほどではないかと。

じゃあ、なんでこの街がまずいんでしょうか。


じつはこういった巨大都市というのは入るのが比較的簡単なのに対して、脱出するのがおそろしく大変なのです。
めちゃめちゃきついのです。

蜘蛛の巣のように放射状に延びた国道を使って街の中心に入っていくのは楽なのに、街を出る段になると今度はその放射状に延びた道の中から正しいルートを選んで街を脱出しないといけないのです。

ここはもう、必ず正確なルートを導きださないといけないし失敗は許されません。
歩行中はわずか5kmの無駄な歩行でさえかなり萎えるので絶対に迷いたくないのです。

実際にはこういった都市で迷うことなんてほとんど無いんですけど、分岐点にさしかかる度にいちいちどっちに行くべきなのか悩むのってなかなかのストレスになったりしますし。


こうゆう怪物みたいな都市を出る度に目の前に現れる分岐路に対しておろおろしなあかんのは本当に嫌やし、蜘蛛の巣にひっかかった蝶々の気持ちを味わわなあかんのは本当に嫌やし、ぼくはミラノにもマルセイユにもバルセロナにもマドリッドにも行きませんでした。行かへんかったのです。

そうゆう理由です、はい。


2009.08.09 (Sun) 22:22
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