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クメール

「雲行きが怪しい」

とぼくがかっこよくそう思った時、すでに黒い雲が空を覆いつくさんとしていました。


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実際には雲行きが怪しいどころか遠くで雷の音が鳴り響くのが聞こえるなか、ぼくは雷雲にあおられながら本来なんてことない地方都市であるはずのマントヴァの街に辿りついたのです。


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当然ぼくはマントヴァの街について何の興味もないし何の思い入れもないし、「”美女と野獣”ってのはロシア人女性の一生を的確に表現した言葉に違いあるまい!そうや!きっとそうや!」だなんて若い時はあんなに美人なのに老いた途端に皆が皆ぶくぶく太ってしまうロシア人女性についてそんなくだらないことを考えていました。

あーちなみに普段のぼくはそんなことを考えるか、ウサギなんかの野生動物を見て「美味そうや」とか呟くぐらいのことしかしていません。

まーそんなことを思いながら、マントヴァの街へと入っていくわけです。

しかし、まさかこんなところに。




マントヴァの町の中心部へと続く国道沿い。

雷雨の中、そこでぼくが見たのは紛れもなく、ぼくの愛するクメール人の大遺跡と同じシルエットを持ったマントヴァの町並みでした。

それを見た時、ぼくは一瞬「あれ?おれは今カンボジアに居るんだろんか?」と思わず自分の居場所を疑ってしまったほど。

観光好きでも遺跡好きでもなんでもない自分も、かつてクメール人の作ったカンボジアの大遺跡に間違いなく恋をしていまして、寝ても冷めてもその遺跡のことばかり考えている日々があったのです。

もう何年前やろうか。
う~ん、懐かしい。

そんなぼくが全くカンボジアとは関係のないはずのイタリアのど田舎で、ふいに、唐突に、全く心の準備なく、クメールの大遺跡を見てしまったわけです。元カノに会ってしまったわけです。

とうぜん興奮しないわけない。

わけないのです。


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ワンコールアットや!


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2009.05.31 (Sun) 04:12
まんじゅうこわい

日本ではみんなもう豚インフルエンザにえらいびびってしまっているもんやから、マスクがそこら中で売り切れになっているそうですね。学校が休校になったりしてるそうですね。

困った困った。

しかし、そんなに豚インフルエンザが怖い人のなかに毎年インフルエンザの予防注射を受けている人間って一体どれだけいるんでしょうか?

あんまり居いひんような気がします。

毎年恒例のインフルエンザはそれほど怖くないしインフルエンザの注射は受けへんけど、豚インフルエンザは怖い。マスクがほしい。

インフルエンザは怖くない。
けど、豚インフルエンザは怖い。


豚が怖いんですね、要するに。


そんならぼくだって怖い。

豚の生姜焼きが怖いし、肉まんが怖い。ウインナーだって怖い。
豚カルビとか食べたら失神するんじゃなかろうかと思います。

おーこわ。
誰も持ってきんといてほしい。


しかしまーこんなとこで落語みたいなこと言うてもしゃあないわけで、実際ぼくも滞在期限のあるシェンゲンエリア内で豚インフルエンザに罹ろうものなら大変なので楽観視してるわけにもいかないんですけど、それにしたって”流行る”ってのはこうゆうことを言うんでしょうね。

世界中で今、豚インフルエンザがこんなに”流行っている”のは日本くらいじゃなかろうかと思います。

ぼくが泊まっているベネチアのキャンプ場には世界各国からキャンパーがやってきているのだけれど、だれもマスクをしていません。

世界中から観光客が押し寄せるベネチア島内でもマスクをしてる人を見ることはありませんでした。

ベネチア島内では日本人の団体ツアー客は見なかったんですけど、もし居たとするとやっぱり彼ら彼女らは中国西安での日本人ツアー客のように不気味なマスク姿で周りの現地人や他の観光客の恐怖をあおるような真似をしていたんでしょうか。奇怪な集団と化していたんでしょうか。

はて。


ぼくはマスクを購入したがるそんな日本人たちのことを恥ずかしいとまでは思いませんし、実際ぼくもザグレブで他の旅行者からマスクを分けてもらった立場なのであんまり偉そうなことは言えません。

ただ、豚インフルエンザを必要以上に警戒してしまった日本人たちによるマスク売り切れの話は、日本人の国民性が如実にあらわれていてとてもおもしろい出来事やと思います。

オイルショックの時なんかも同じような感じやったんでしょうね。


あとで同部屋のインド人とアメリカ人に教えたいと思います。




「日本人はな、インフルエンザやなくって豚がこわいねん」
2009.05.24 (Sun) 05:25
歩く人たち

日本を出た頃。

それはもうかれこれ二年半ほど前のことなのだけれど、ぼくは大陸の徒歩横断中には少なくとも5回は別の大陸徒歩横断者とすれ違うことになるだろうと想定していました。

田舎の国道を歩いてる最中、道路の先からだんだん大きくなる人影があって、誰やろう?面倒な奴ならいややなあなんて思いながら近づいてみるとそれはバックパックを担ぎ、なにやらわけのわからない荷車を引いている徒歩旅行者。

「あれ?もしかして、あなたも徒歩旅行者ですか?奇遇やなあ、ミートゥーミートゥー。あなたはどちらへ?北京ですか?そりゃあいい。なんならぼくの実家に勝手に住んでもらっても構わないから京都をゴールにしてみません?日本は現地人全然話しかけてこおへんし楽すぎて退屈するやろうけど、まー良いとこですよ。安全やし。」

ぼくは欧米人徒歩旅行者と立ち話をするだろうと思っていました。

「テントの底をウサギにかじられたんだよね」とか「ハーブが密集して生えてるとこにテント張ったら、翌朝には鼻がバカになってたんだよね」とか言う話に「あるあるー」って言いたかったのです。


しかし。


実際に大陸の徒歩横断を始めてから道中に出会えた徒歩旅行者なんて全くの皆無で、ぼくが他の旅行者に「道中、大陸の徒歩横断者に5人は出会えると思ってるんですよね」とか言うと「いや、そんなには歩いてる人って居ないと思うよ」と言われてしまう始末。

最近では歩いていたって、そうゆう人に出会える予感すらしない。

そして歩きながら、そんな現状をたびたび思っては「もし、今世界中で自分だけがユーラシア大陸の徒歩横断をやってるんやとしたらそれってとても寂しいことやな」とぼくは少し悲しい気持ちになるのです。

やっぱり冒険って言葉はもう時代錯誤なんやろうか。



そして、そんな時に現れた二人のナイスガイ。



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奇跡的な出会いにお互い狂喜乱舞。

まあ彼ら、べつに大陸横断はしてないねんけど。




※彼らはベルギーからイスラエルまで歩行中のベルギー人の兄弟。


2009.05.22 (Fri) 02:19
Trieste

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2009.05.15 (Fri) 17:55
自然と鼻息が荒くなる

港町リエカ。

これから北に30kmも歩けば、スロベニア。そしてイタリア。

いよいよというか、ようやくというか、明日からシェンゲン協定エリア。

最近になり一日平均で五回ちかく職務質問を受けていて不法就労を疑われまくっているぼくは、シェンゲン期間である90日以内に必ずポルトガルに到着しなければなりません。

必ず。必ず。からなず。


ロカ岬を目前にしてオーバーステイを警察に見つかり大陸から放り出されるだなんて笑い話にもできないので、最後くらいかっこよく決めてやろうと思っています。

うおっし。


2009.05.11 (Mon) 17:59
山を越えて、

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山を越えて、

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山を越えて、

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山を越えて、

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川を越えて、

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聖母を越えて、

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山を越えて、

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お金を数えて、

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山を越えて、

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ハチたちが頑張っていて、

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ヘビたちが頑張っていて、

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ぼくは怠けて、

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怠けて、

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山を越えて、

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山羊を越えて、

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越えて、

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越えて、

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夕日を越えて、

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でっかいカタツムリを見つけて、

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それはとってもきもくて、

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山を越えて、

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越えて、

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レモン水をもらって、

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小村を越えて、

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リエカに入ったら、

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しょっぱい匂いがしました。



2009.05.11 (Mon) 00:42
ヨーロッパ地理に興味ないとわからないと思う

さて。

本日これからザグレブを出発して、一週間後にはいよいよイタリア。


ザグレブからいくつか山を越えてクロアチア北西部の港町リエカ。それからスロベニアを25kmほどだけ歩いて、イタリア北西部の港町トリエステに向かいます。

トリエステからはアドリア海の海岸線(東おっぱい街道)に沿ってベネチアへ。それからパルマなどを通過、イタリア半島を横切って半島西側の港町ジェノバを目指します。

ジェノバから今度はティレニア海の海岸線(西おっぱい街道)に沿って、フランス入り。ニース、そしてマルセイユ。

フランススペインにまたがるピレネー山脈越えに関してはどこから越えるのがいいかまだ決めかねています。

カミーノサンチアゴ(西欧版お遍路。世界遺産)がルート上に捉えられそうならやってみようかなと思っています。





※マスクを十枚も購入。豚なんたらエンザこわい。
2009.05.05 (Tue) 16:19
旅行者へのもてなしは伝統的な慣習なのだそうです。本人ら曰く。

ここ最近、日本語の読み書きのできるPCになかなか出会えないもんだから、ふてくされて道中の写真だけ載せてブログを更新しています。

日本語の読めるPCに出会えないこと自体は何も今に始まったことじゃないんですけど。


そしてまあ、そんなクロアチアの写真を見てもらえればわかると思うんですけど、クロアチア人という人達はえらく親切。そらあもう、やりすぎともいえるくらいに。

休憩中、ベンチに腰掛けてるだけなのにおばちゃんが「コーヒーでもいかが?」言うてきて家に招待されたり、小学生にもまだ行ってないような小さな子が「食べるう?飲むう?」言うてきて水だとかお菓子を差し入れてくれたりします。

バーの前を通れば、昼間っからへろへろになってるおっちゃんが「カモンカモン」言うてきてぼくが「いや、だめだよおっさん、ぼかあ歩かなきゃいけないんだよ」言うてるうちにいつのまにかビールが目の前に出されてたりします。

民家に頼んで畑にテントを張らせてもらうと、夜におっちゃんがビールとおつまみ持って訪問してきます。「明日は一緒に朝食を食べよう!」と言われたりします。

ヨーロッパにこうゆう優しさがあるとはあまり思っていなかったのでとにかく驚いていて、毎日感謝しっぱなし。


クロアチアは素敵すぎる。
みんな歩けばいい。





※連日歩行に挑戦してたんですけど、3週間経ってアキレス腱が不気味に痛むので大事をとって一旦リセット。腱鞘炎こわい。
2009.05.03 (Sun) 07:18
首都へ

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<写真>
田舎でお祭りのような行事が行われていて、民族衣装姿の女の子発見。

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<写真>
クロアチアに入ってから、コウノトリをよく見かけます。

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<写真>
枝毛に注意。

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<写真>
最近よく雨が降る。

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<写真>
良い旅を!

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<写真>
雨上がりの雲。

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<写真>
テントの外壁から難ルートに挑むナメクジ。

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<写真>
無事ザグレブ入り。

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<写真>
デモをやってた。

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<写真>
参加。

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2009.05.02 (Sat) 06:51
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