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甘粛省臨澤

蘭州を離れて20日。

だいたいひと月に1000kmペースで歩こうとぼくはそう思っているんですけど、実際ここまで蘭州を離れてからの20日間で歩いた距離は570km。どうにもペースが遅い。

まあこれに関してペースが遅れている理由は明白で途中熱を出してしまったことやブログ製作に三日ほど時間を費やしていたのが原因。

そしてさらには砂漠や荒野を歩きつづけていると、途中にある小都市や中都市のそのオアシスぶりがあまりにも魅力的なので自分でも気がつかないうちにその町に停泊してしまっていることも大きいのかも。

だからマルコ・ポーロが張掖の街に一年も滞在したというのもものすごく理解できます。


強風吹きすさぶ荒野から遠くに見える街のビル群。

そんなところを歩いていて、視界の中でその街のビル群がどんどん大きくなっていくというのは本当に「救われた!!」と思えます。

いや、これはほんまに。
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2007.05.26 (Sat) 23:03
アジア一長いトンネル

今さっき食堂で夕食を食べてたら、そこで働いている少年が「この町のすぐ先には亜州(アジア)一長いトンネルがあるよー」と情報をくれました。

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それはおもしろそうやなあ、と風邪やら熱やらで大変しんどい自分もそれを聞いてテンションが上がってしまって「いったいそのトンネルの長さは何kmくらいあるのか?」と少年に尋ねると、

少年は「21.5kmある」と答えました。


そっか、そっかあ
そら、そんくらいあるわな
アジア一長いっていうくらいやもんなあ
けど、おれは一日に50km歩けるし、 そんなん21.5kmくらい余裕やからねー

と風邪やら熱やらで大変しんどい自分は余裕の表情で食堂をあとにしたんですけど、 よく考えたら、21.5kmっていや、それはあの、暗くて狭くて排気ガスが大量に充満している過積載のトラックや長距離バスが容赦なく行き交う危険なトンネル内で4時間とか5時間とかずうっっと歩きつづけなあかんちゅうことで、そんなんぼくは絶対に歩きたくないけれど、ここを歩かないと今まで歩き続けてきた努力はいったいそれはなんやってんっていうことになってくるので、それはやっぱり絶対に歩かないといけないわけで、あほ、あほー、トンネルのバーカ。どおっゆうことやねん。

だれかぼくをこの熱風邪から救ってください。

2007.05.11 (Fri) 22:30
なんか、こう、

結局ぼくがこの先、ユーラシア大陸の単独徒歩横断を成功させるうえで一番重要なのは何なのかというと、それは徹底した体調管理だったり事故や事件に巻き込まれないよう細心の注意をはらうことだったりとかそういうことではなく、

モチベーションをいかに高く保ち続けられるかということです。

モチベーションを高く維持しつづけることがきっと一番大切でそれが集中力や忍耐力、しいては体調管理や事故や事件に対する注意力にも大きく影響してくるはずだとぼくは考えています。

まあ普段の自分といえばそのモチベーションの高さはおそらくうっとうしいほどのレベルに達していて、歩いていたって「南極で勝負するときに必要な数千万のお金をどっから引っぱってこようか」とか「アマゾン川の漂流に必要なイカダを作るためにペルー人を雇いたいけれど日当はいくらくらい払えばいいのか」とかそんなことをずうっと考えてるくらいなのでほとんど問題ありません。

ただ、こうして一旦大きな街に腰を落ちつけてしまうとどうもダメなようです。

蘭州について早や五日目。
なんか、こう、もやもやっとした気分になっております。


そしていまなお思うのです。

モチベーションをいかに高く保ち続けられるかということがやっぱり一番重要です。
二年間もの長いあいだロカ岬のことをずっと想い続けられるのかということが大切です。

そしてそれは、「おまえどんだけロカ岬のこと好きやねん」ってことです。
そう言われるくらいにならんとダメです。



※とりあえずこれ以上この街にしがみついていても何もないので明日もう出ます。

2007.05.06 (Sun) 20:00
蘭州

上海を離れて75日。2200km。
甘粛省の省都、蘭州市。

西安からのじつに700kmちかい道のりはシルクロードとはいっても砂漠ではなく乾燥した山々を延々と歩きつづけるといったもの。

身体どころか顔を洗う水の確保も満足にいかない環境がずっとつづいたので巨大な黄河が街の中心を20数kmにおよんで流れているこの蘭州の街はまさにオアシス。いやほんと文字通り。

ただ、強い風が吹けば全身に大量の砂を浴びてしまうという欠点はあるんですけど。


そしてぼくは当初蘭州は1日だけ休むだけでいいわ、すぐに出発しようとそのくらいに思っていたのですが、蘭州の見事なオアシスぶりに感動してあと何泊かをこの街で過ごすことに決めました。変更しました。

蘭州を離れてからの今後は町どころか村と村、集落と集落の距離が60kmとか80kmも離れているような砂漠の世界に変わるようなのでしっかり今までの疲れをとってから出発しようと思ってるのです。


いよいよです。
冒険です。



砂漠です。

ラクダです。

サソリです。

地平線です。

満点の星空です。


そしてこの先ぼくの視界に飛び込んでくるであろうそんな世界をぼくは一生自慢しつづけたいと思います。何回も、何回も、人に話して聞かせたろうと思ってます。

だからそんなときに「その話、前に聞いたことあるわあ」とかそう言うのはなしです。

みんな何回でも「えー!そんなん死ぬまでにぜったいシルクロード行きたいわー」って言ったらいいんやと思います。


※西安以来、久しぶりにジョギングしました。

2007.05.04 (Fri) 19:26
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